全羅南道 名誉広報大使の新開ミヤ子です。

1ヶ月の韓国滞在
昨日、全羅南道 霊岩での料理の勉強と木浦の視察を終えて、すべての予定をcomplete
いよいよ今日帰国です。

今月2回目の全羅南道
今回も流石、韓国一の食の宝庫だな~と連日、感動しながら過ごしました。
そんな数ある全羅南道の美食の中から
今回は、夏の最高の保養食で高級魚と言われる『민어(ミノ)』についてご紹介いたします!

 

7月の全羅南道美食広報ツアーではメセンイ名人のお店で、
今回は道庁 観光課の皆様と会食の時にいただいた민어 ミノ

 

日本ではニベというお魚らしいのですが、ほとんど馴染みがないかと。
どんなお魚かというと、
その昔、 ソウルでは両班(昔の貴族)たちが夏の保養食として好んで食べていたそうです。

庶民の夏バテ防止の保養食が参鶏湯なら
ミノを煮込んで作るスープ『민어탕 (ミノタン)』はお金持ちの夏の保養食だったようです。

 

写真はソウルで食べたミノ湯(ミノのスープ)
ソウルで食べたミノはすべて全羅南道料理の専門店で、木浦(モッポ)から仕入れているとのことでした。

全羅南道では木浦(モッポ)あたりで、よく食される高級魚で、7~8月の夏季が旬。

淡白な魚なのですが、程よく脂がのっていて、
特に脂の乗った皮のついた身を刺身で食べると絶妙な食感と旨味が口の中に広がり、弾力があるのにとろけるようで絶品です!

写真は7月の全羅南道美食広報ツアー メセンイ名人「慕情名家」での夕食 

 

“東医宝鑑”にも「夏に食べると五臓六腑を保って、骨を強くしてくれる良い食べ物」だと記載されているとか。

夏の最高の保養食と言われるだけあって、ミノの栄養について調べると、低脂肪高タンパク、ビタミン、カリウム、核酸、コラーゲンなどが豊富。

消化吸収に長けているため、老若男女すべての世代の健康を維持する食材としてとても良く、お刺身も美味ですが、ミノをスープにした민어탕(ミノタン)は特に夏の疲労回復に役立つ保養食だそうです。

ミノは健康だけでなく美容にも良いらしく、
効能を調べてまとめてみました。

 

1.美肌効果
ミノは肌の保湿とシワの改善に効果的!
皮にはコンドロイチンも含み、肌の弾力を高める効能が見られるそうです。
また肌の老化も防いでくれますので、美肌効果に優れた魚です。

 

写真上はミノの身に皮がついた刺身
右下は皮そのもの!

 

2.健脳効果
核酸成分も豊富に含まれているミノを食すと脳細胞の活性化を助け、脳の疲労回復に役立つそうです。
勉強をする学生にも良いし、シニア世代の痴呆症予防にもオススメ!
夏に家族みんなで食べて欲しいお魚です!

 

3.疲労回復
ミノは薬膳的な働きでは、甘味/温性の性質を持ちます。
胃腸の機能が低下していて元気がない時、ストレスや睡眠不足などで慢性疲労があるときにも良いとされます。

 

4.血管疾患の予防
高血圧および動脈硬化など、各種の血管疾患を予防。
様々なビタミン成分とカリウムを含有しているため、コレステロールの数値を下げて、体内の老廃物の排出を促す。

 

5.夏のダイエットに最適
たんぱく質だけでなく、ビタミン、カリウム、カルシウムなど栄養素が豊富。
ミノは夏バテせず、健康的にダイエットをしたいときに役立つ食材です。

 

全羅南道の国際空港のある務安(ムアン)や
海産物の宝庫でる木浦(モッポ)では、
新鮮なミノのお刺身はもちろん、四季折々の魚介料理が堪能できますよ!

 

実は私、お刺身あまり得意ではないのですが、
木浦で食べたお刺身は箸が止まらないくらい「美味しい~♡」と心から思いました。

もう夏も終わりなので、ミノは名残の季節ですが
これからは秋の味覚の代表格 コノシロ(韓国語は韓国語は전어 (ジョノ)のお刺身も最高に美味ですよ!

 

 

新鮮なお刺身や海鮮料理が豊富な木浦は、
務安国際空港からも車で30〜40分
ソウルからのアクセスは、ソウル駅または龍山駅からKTX(韓国の新幹線)で約2時間半
少し足を伸ばして、韓国一の食の宝庫で美味しい旅をしてみてください!

 

最後に、夏の最高の保養食ミノ湯の動画です〜

 

11/7関空出発の全羅南道ツアー募集中
初日の夜は、金純玉先生のもとメセンイ料理の特別料理教室ののち圧巻の海鮮料理です!


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